お花を飾る時のコツ② 〜角度と高さを考える〜
みなさまおひさしぶりです。Balcony Gardenerことつちさんです。
以前、お花を飾る際に考えていることを一度記事にまとめました。
balconygardener.hatenablog.com
今日はこちらの続編です
角度と高さを考える
今日のトピックは、角度と高さです。以前私が飾っていた、クレマチス/アンスリューム/カラーを組み合せたアレンジを例に、お話しします。
これは、3本のお花を花瓶から垂直に立てて、一本のクレマチスを長く、横へと流したアレンジです。ダイナミックで結構お気に入りのアレンジです。
こちらを飾る時に気をつけたのを、写真に書き込むと、こうなります。
まずは「角度」。クレマチスを自然に流した時にできる角度を見て、その直線上にトップのお花がくるようにしています。これが直線よりも上すぎると、クレマチスとトップのお花の間にスペースが生まれてしまい、不自然になります。逆に下すぎると、今度は窮屈な印象を与えてしまいます。垂らした植物の角度に合わせて、トップのお花の位置を決めてください。
次は「高さ」。トップのお花は、それぞれ等間隔で高さを開けて、どの花も被らないようにしています。今回はアンスリューム2、カラー1なので、アンスリュームのお花のちょうど間にカラーがくるように高さを調整しています。こうすることで、どの花も窮屈にならず、のびのびと咲いてくれています。
次の写真は別アングルからのものです
このように、「高さ」と「角度」を意識すれば、違う方向から見ても、どのお花も浮かずに、一つのグループとして、自然に固まり、綺麗にアレンジすることができます。
前回は「境界線」と「スペース」
今回は「角度」と「高さ」でした。
決して難しいものではないので、皆さんぜひこの4点を意識して、お花を飾ってください。
それではまた、次の記事で。