初夏の香りを閉じ込める〜こなつみかんとレモンバームのモイストポプリ〜
みなさんこんにちは、Balcony Gardenerことつちさんです。
梅雨の時期、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は家でプランターの手入れをしたり、読書をしてゆっくり過ごしています。
今日はハーブや果物を使った手作りモイストポプリについて、お話ししたいと思います。
ポプリと聞くと、みなさんは「乾燥させたお花やハーブ、植物をエッセンシャルオイルなどで香りづけをして、室内香として利用するもの」を思い浮かべるかと思います。
乾燥させた植物を利用するのは、ドライポプリと呼ばれ、イギリス流のポプリなんですです。
今回ご紹介するモイストポプリは、お花や植物の香りを塩の中に閉じ込める、フランス流のポプリです。ポプリとして使い終わった後に残った塩は、バスソルトとしても使える、一石二鳥の便利なポプリです!
材料はとても簡単でどのご家庭でもすぐ出来るので、ぜひ一度お試しあれ。
モイストポプリの材料と作り方
材料は3種類だけです
・閉じ込めたい香りのお花、ハーブ、植物
・塩
・ジャム瓶(使う前に煮沸消毒をしてください)
今回私はベランダで育てているレモンバームと、今が旬のこなつみかん(高知県特産の柑橘です。ちなみに同じ柑橘でも、宮崎県産のものは日向夏として売られています)の皮を使って、初夏らしい柑橘系の爽やかな香りのするモイストポプリを作りました。また、自然のものだけで作るポプリなので、香りが少し柔らかいです。しっかりと香りづけをされたいのなら、お好きなエッセンシャルオイルを塩に垂らしてください。
作り方もすごく簡単です。
①こなつの皮を細かく刻み、少し揉む。レモンバームの葉っぱも少し叩く。
少し揉むことで、皮の中からこなつのいい香りが出てきます。しっかりとモイストポプリの中に閉じ込めましょう。
レモンバームの葉っぱも、手のひらの上に乗せて、蚊を叩くようにパチン!と一回叩いてください、そうすると、葉っぱから香りが強く出るようになりますよ。
②瓶の底に塩を入れて、その上にこなつの皮とレモンバームを、層になるように乗せていく。
この時、塩は少し強めに押し込むように入れて、空気の入る隙間を作らない方が、出来上がった時に強い香りのポプリになります。
③瓶の上まで詰められたら、蓋をして冷蔵庫で2週間〜1ヶ月熟成させる。
これで完成です!1ヶ月後にはお塩が薄い黄色に染まり、初夏の香りが閉じ込められたモイストポプリとなります!
私は作った後、蓋を開けて2週間ほど玄関に置いて香りを楽しみ、
最後にベルガモットのエッセンシャルオイルを垂らして、バスソルトとして利用する予定です!
今回私はこなつとレモンバームで作りましたが、ほかにも
・金木犀
・バラ
などのモイストポプリが特にオススメです!
もし興味があれば、ぜひ作ってみてください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。